2021年9月29日 / 最終更新日時 : 2021年9月29日 kurisu 剣道具師の思い出話 剣道具師の思い出話「山田次朗吉先生」 私共の剣道具店の形態は、以前にも申しましたように店頭には竹刀や剣道着袴などを並べ、奥の仕事場で作業をしながらお客様が来店したら対応するのが常です。ご贔屓の客様とは剣道具のことは勿論ですが、昔の先生方の思い出話はよく聞かせていただきました。
2021年4月13日 / 最終更新日時 : 2021年4月14日 kurisu 剣道具師の思い出話 剣道具師の思い出話「垂について」 垂は剣道具の中で打突部位のない道具です。それ故、面、甲手、胴(胸)のように、あまり打突による衝撃や傷みは重要視しない作りになっています。また具合(使い心地)も面、甲手ほどには気つかわずに作業をします。 とは言っても…
2021年2月10日 / 最終更新日時 : 2021年4月13日 kurisu 剣道具師の思い出話 剣道具師の思い出話「胴について」 入門当初の初めての仕事は竹刀の仕立て作業でした。学校の新学期直前の時期で、高校の授業用に納める3.8(さんぱち)の普及品の仕立てです。4月、5月は専ら竹刀の仕立ての作業で3000本ほど仕立てたと思います。・・・
2020年11月25日 / 最終更新日時 : 2021年2月11日 kurisu 剣道具師の思い出話 剣道具師の思い出話「甲手について」 剣道の技の呼称は「小手」のようですが、私は「甲手」と教わりました。その他「籠手」という方もいるようです。 甲手の製作は、両手に装着するため左右対(つい)の作業になります。新品の甲手を作る作業は先ず型紙作りから始めます。・・・
2020年6月17日 / 最終更新日時 : 2021年2月11日 kurisu 剣道具師の思い出話 剣道具師の思い出話「剣道具について 2」 剣道具は面、甲手(小手)、胴、垂の4点です。 私の育った剣道具店では当然4点を製作することになります。殊更そう申し上げる理由をお話します。…
2020年5月8日 / 最終更新日時 : 2021年2月11日 kurisu 剣道具師の思い出話 剣道具師の思い出話「時節柄思うこと」 今回から剣道具について記していこうと思っておりましたが、この度の新型コロナウイルスで色々と思うことがありお話したいと思います。…
2020年4月9日 / 最終更新日時 : 2021年2月11日 kurisu 剣道具師の思い出話 剣道具師の思い出話「剣道具について」 よく剣道具を防具ということがあります。私もこの職に就くまでそのように言っていました。 私の師匠は「防具」という言い方はしませんでした。そのため自然に私も防具とは言わず剣道具と言うようになりました。師匠に防具と呼ばない理由を訊いてみると…
2020年3月5日 / 最終更新日時 : 2021年2月11日 kurisu 剣道具師の思い出話 剣道具師の思い出話「竹刀で思うこと」 剣道の稽古に先ず必要な用具は竹刀ではないかと思います。その竹刀について記したいと思います。 私が初めて竹刀を手にしたのは約60年前の小学2年の時で…